MSVシリーズ「プロトタイプグフ」完成
今回は、少しだけ難易度を上げたミキシング作品となります。
「ミキシングって何?」と思う方もいると思いますので簡単に説明しますと、複数のプラモデルから使えそうなパーツを選び、それらを1つに纏める作り方を言います。
具体的な作り方は今回は省きますが、何かの機会にまとめたいと思います。
では具体的に、どこに何を使った説明したいと思います。
頭部:ザクマインレイヤー
胴体:グフ飛行試験型
肩部:グフ飛行試験型(上腕まで)
下腕:高機動型ザク
脚部:グフ
スリッパ:高機動型ザク
バクパック:トロピカルドム
シールド:グフ
合計5つのプラモデルを使い製作しました。
今回は余剰パーツなどを使っているので、高機動型ザクとザクマインレイヤーについては、どちらか1つで対応出来ると思います。
加工については、基本は今まで通りのアルミ線で接続し、半固定での完成となります。
頭部は鼻を一度落とし、プラ板などで3~4mm延長します。その後ダクトをアフターパーツなどから持ってくると再生が簡単です。
プロトグフの特徴は、後ろ側にカメラのレールがあるため、まず下書きを書き、1mmピンバイスで下穴を開けてから、デザインナイフなどで綺麗に仕上げると良いと思います。
胴体はグフ飛行試験型を使い、脇を片側2mm合計4mm幅詰めし、0.5mmプラ板で塞ぎました。
フロントのセンターアーマーは一度切り離し、1mmプラ板を貼りボリュームアップ。
動力パイプの受けを4mmパイプで新しく作りました。
肩アーマー~上腕はグフ飛行試験型を使い、下腕は高機動型ザクです。肘アーマーが無いので、予めパテを詰めてから、削り落とします。
上腕と下腕で構造が異なるので、上腕側に出来る隙間をパテやプラ板で塞いでおきます。
脚はベストメカコレクションのグフを使用。
そのままでは、胴体のボリュームに負けてしまうため、太ももで2mm、脛で1mm幅増しをしてあります。
膝は幅増しをし易くするため、一度切り離し、1mm幅増し後にヤスリで段差を無くしてから、再接着しました。
プロトグフの脛は「グフのようなザクの脚」のため、側面のダクトを削り落とし、エポパテで膨らみを作りました。
気にしなければ、ザクマインレイヤーの脚にグフの膝を接着するだけで、それらしく見えます。
バックパックは、トロピカルテストタイプドムの物を加工しました。
このバックパックは、単純な箱組み形状をしていますので、1mmプラ板で箱組みの練習には向いてます。
(プラ板箱組みで作れば、トロピカルドムは不要)
表面のディティールは、設定画などを見ながら、アフターパーツでそれらしく作りました。
頭部は2.5mm、胴体と脚は3mmのスプリングを使用しました。
塗装
■サンディブラウン(クレオス)
■ミッドナイトブルークレオス)
□MSホワイト(クレオス)
■MSグレージオン系(クレオス)
■蛍光オレンジ(クレオス)