1dayモデリング製作会「VF-1S」工作編
二度目のVF-1として組み立てたのが、2人乗りのVF-1Dガウォークです。
が・・・・色々な事情が重なり、VF-1Sストライクバルキリーになるのです(汗
とりあえずは、仮組みをしてみます。
80年代初期のキットですが、とても良い形状で部品点数も丁度良い内容です。
ただ、旧キットに共通してる部分として、腕や脚の取り付け位置が単純なため、その辺りを修正すると、表情が付いて完成度が上がると思います。
ただ、今回はファイター(飛行形態)にするため、詳しくは前回のVF-1Jの記事をご覧下さい。
ガウォーク→ファイター形態にするにあたり、まず左右に出ている腕を写真のように胴体下面に収める必要があります。
と言っても、腕1本を収めるのが限界です。
そのため、腕~肩アーマーにかけて合せ目部分で、段落ち加工を行い、擬似的に2本に見えるようにしました。
収納形態にするにあたり、上腕を外し前腕を肩アーマー内部に入れるのですが、そのままでは肩アーマーに隙間が出来てしまうため、前腕の合せ目を少しヤスリで削り調整しました。
写真にはありませんが、飛行形態時には手が前腕に収まり、シャッター状の蓋がされます。
それをスジ入りプラ板で再現しています。
腕の加工が終わり、胴体下面に取り付けるのですが、そのままでは胴体下面のモールドが原因で、腕との間に隙間が出来てしまいます。
この隙間は、脚とも干渉する原因になりますので、写真のように穴を開けます。
本来であれば、パーツ裏からプラ板などで塞ぐのですが、可変翼のギミックがあるため、そのままにします。
腕を取り付けると、穴が見えなくなりますし。
ガウォークからファイター(飛行形態)にするためには、爪先を閉じる必要があります。
①ガウォークの爪先を前後で分割します。
②爪先の底を開口します。この時、全部を切り取るのではなく、少しだけ糊しろを残すと、接着強が増すことが出来ます。
③爪先底を開口した内側を綺麗に整えます。
④内側を整えた後に、プラ板を接着し内側の粗隠し(笑)と側面の厚みの調整をします。
また、内側の合せ目処理が面倒なため、内側の上下にもプラ板を貼って、簡単合せ目消しを行ってます。
右の画像が組み上げた状態です。
前回の記事にも書きましたが、アリイ1/100VF-1ガウォーク・ファイター双方共に、コクピット後方に隙間が出来ます。多分、VF-1Dも隙間が出来るかもしれませんので、0.5mmプラ板を接着して調整をしました。
背中のスーパーパックは、キットでは直接接着する仕様になっていますが、強度に不安があったため、3mmプラ棒で軸を作り、嵌め込み方式に変更しました。
マーキングについては、流石に一部のデカールが劣化で使えなかったため、ハセガワたまごひこーきVF-1シリーズから流用しました。
スーパーパックのマークは気持ち小さいですが、とりあえず・・・・良しとしますw
今回は2ヶ月連続でのアリイVF-1ガウォークでしたが、やはり完成度の高いキットは、いつ作っても楽しいです。
この機会に、自宅に積んだままの旧キットを作ってみては如何でしょうか?
次回の1dayモデリング製作会は、5月19日となっております。