シタデルカラーを使ってみました
最近、各メーカーさんから多種多様な塗料が発売されてますね。
ちょっと情報収集をしないと、「え!?こんな色発売されてたの・・・」とか「あ、販売終了になってる・・・」な
んて事も多々あります。
以前は、塗料の性能で泣かされた方もいるとは思いますが、最近は各メーカーさんの努力によって、どんどん性能が向上しています。
アクリル・水性塗料なのに、ラッカー塗料なみの塗膜・シンナー臭を抑えた塗料も店頭に並ぶようになりました。
今回は、最近よく耳にするようになった「シタデルカラー」について、紹介したいと思います。
このシタデルカラーも、まだまだ販売店が少ないため、聞いたことはあっても見た事が無い方もいると思います。
量販店での販売はほぼしてないそうで、インターネットで販売店を見つけると良いと思います。(※オススメはGパーツさん→HP)
サンプルで頂いた物を実際に使った感想としては・・・
・水性塗料でありながら、ラッカー塗料のよな発色がある
・隠ぺい力もラッカー塗料と同等
・水洗いが出来る(専用シンナーも発売されています)
・国内メーカーの水性塗料と異なり、少し粘り気がありますが、塗料伸びが良く、エッジ部分にも一度の塗装で色が乗ってくれます。
ミニュチュア・スケール模型のフィギュア、細部塗装等、筆塗りに特化した水性塗料だと思います。
サンプルで塗装したのは、1/48スケールのパーツです。
下地はシタデルカラーの黒で塗装後、20分程度乾燥機に入れ、その後タミヤアクリルとシタデルカラーを希釈せずに筆塗りしました。
アクリルカラーでは多数の凸部分で下地が透けて、この後に1~2回の重ね塗りが必要ですが、シタデルカラーでは透けた部分が少なく、ドライブラシ等で表情を付けて終れそうです。
ガンプラなどの大きな面を綺麗に塗装する時は、逆に不便さを感じるかもしれませんが・・・・
そんな時は、シタデルエアーをオススメします。
通常の筆塗りで使用するシタデルカラーと同等の性能で、既に希釈済みのため、そのままエアブラシで塗装が出来る塗料です。
エアブラシの洗浄も、水洗いでOK!!
(放置時間が長い時は、ツールクリーナー等を使用して下さい。また、ラッカーシンナーで希釈すると、カップ内で固まります)
大きいキットを塗装する際は、通常カラーとシタデルエアーの使い分けをすると良いかもしれません。
今回使用したシタデルエアーですが、そのままエアブラシで塗装が出来るのが特徴ですが、若干濃い気がしたので、アクリルシンナーで薄めて使いました。
エアブラシの口径が0.3mm以下であれば、薄めたほうが塗装し易いと思います。
薄めることによって、エッジ部分の塗装乗りが低下するため、塗り重ねが必要になります。
※通常のシタデルカラーを薄めてエアブラシで吹くのは、調整が難しいためオススメしません。
今回の記事を読んで、少しでもシタデルカラーに興味を持っていただけたら幸いです。
また、サンプル塗料も当店で利用できますので、ご希望の方はお声掛け下さい!!