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ベストメカコレクション「ジオング」を作る その2

前回の記事から始まった「ジオング」の2回目です。

と言っても、前回の記事では殆ど形になった状態でしたので、今回は地味な「バーニアパーツ」の加工について書いてみました。

今ではバーニアパーツと言っても、各社からサイズや形状の異なる商品、アルミの削り出し等、多数販売されています。

お手軽にディティールアップが出来るようになって、本当に便利な時代になりましたね(笑

前置きから考えると、必然的にアフターパーツに変えると思いきや、今回はあえてキット付属の物を加工していこうと思います。

ベストメカコレクションとして作るなら、金属バーニアやリアルなディティールの入った物だと、ちょっと違和感を感じると思うので。

さてキット付属のバーニアの形状を見てみると・・・

噴射口が板で塞がっていて、奥行きが感じられない造詣です。

とりあえず、まずは差込ピンを削り落とし、3mmのドリルで下穴を開けます。

リューターを持っているのであれば、リューターでガリガリ削っていくと簡単に処理出来ます。

リューターがなければ、リーマーで徐々に開口していくと良いでしょう。

ちなみに、噴射口を塞いでいる板は、2mm程度の厚さなので、ドリルとリーマーで開口するには、ちょっと力が必要になるかも・・・・

荒削りが終わったら、凹凸を減らすために、周囲を整えていきます。

今回、シモムラアレックさんから発売されている商品「F-V6」を使ってみました。

※店頭で見かけない場合は、シモムラアレックさんやGパーツさんで購入できます。

F-V6は周囲に微細な刃付けがされているので、どこを使っても削ることが出来ます。

またデザインナイフのように、簡単に折れることが無いので、力を入れてガリガリ削っても問題なし!!

ただ、多少の慣れが必要かもしれませんが、何度か削ると、大体のコツは掴めると思います。

バーニアパーツのような場合、F-V6を動かしても、パーツを動かしても削れるので、やり易い方で作業を進めていきます。

F-V6で内側を整えた終わったら、紙やすり400~600(800)番くらいで仕上げていきます。

ただし削りすぎて大きなキズがあった場合は、溶きパテなどで修正が必要になります。

すべてが終わったら、ジャンク品の一回り小さいバーニアを中に入れて終了です。

ちなみに中に入れるバーニアも、ベストメカ風を意識したものを選ぶと良いかもしれません。

作業としては、下穴→荒削りで開口→表面処理→仕上げの手順なのですが、ジオングの場合、これを5回行うことになります(汗

なので、丁度良い大きさのバーニアがあれば、それに置き換えるのも1つの選択かもしれませんね。

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