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台座のお話

先日、富士宮市で開催された「ミヤモテン」に参加してきました。

当日は雨が降る予報も出ていましたが、雨が降るどころか天気にも恵まれ、大賑わいな展示会となりました。

来年もミヤモテンに作品を展示したいと思っておりますので、その際はまた作品を見て頂けるとありがたいです。

(当日はカメラを持っていかなったため、写真はありません・・・・申し訳ございません)

突然ですが「プラモデルを完成させた後、台座を用意することはありますか?」とご来店のお客様と話をすることがあります。

答えは「気にしない・あまり気にしない」方が大半です。

たぶん、模型の展示会に“展示する側”にならないと、あまりピンと来る話ではないかもしれませんね。

上の写真は、ベストメカコレクション「ギャン」ですが、台座ありと台座なしの比較写真です。

物は同じですが台座があるだけで、作品感が出ませんか?

また銘版があるので、「この模型が何?」かと言う事も分かるようになります。

キャラクターモデルよりも、台座の効果が分かりやすいのが、スケールモデルの分野だと思います。

似たようなフォルムの多い車や戦車、艦船の分野では台座があると見栄えが大幅に良くなります。

さらに、台座に色を追加すること(写真は国旗)で、地味な色味の戦車でも、目立たせる効果があります。

地味な色の車両の中に、台座がカラフルな車両が並んでいたら、おそらく印象に残る方はいるでしょうね。

台座を用意するだけでも、作品としての見栄えは良くなりますが、銘版=タイトルを追加してあげることで、さらに良くなります。

銘版作りも色々な方法がありますが、お手軽なのはパッケージの商品タイトルを使うことですね。

綺麗な印刷、程よい厚みのため、箱から切り出して台座に貼り付けるだけでも、銘版として成り立ちます。

一工夫するのであれば、光沢を台座と合わせたり、銘版の上に透明なプラ板やアクリル板を被せてあげると、台座としての完成度は更に良くなると思います。

台座の有無で、見る側の印象は大幅に変わると思います。

プラモデルを自分好みに改造したり、車体の中を作りこんだり、シリーズでズラッと並べるのも、模型の面白さではありますが、完成後の少しの工夫で、プラモデルから作品へと変わると思います。

なので「台座作ったこと無いけど、ちょっと興味ある」という方は、一度作ることをオススメします!!

ちなみに、”台座の元”となるものですが、今回紹介したような木製の物以外に、アクリル板、写真立て、紅茶の缶など、アイディア次第で何でも台座にすることができます。

ホームセンターや100円ショップなどで色々探してみると面白いですよ!!

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