ベストメカコレクション「ヅダ」を作る その1
静岡ホビーショーも終わり、やっと落ち着いたので、久しぶりにベストメカコレクションの製作を始めました。
と言っても軽い気持ちで作れるキットが無かったため、ジャンクになったパーツを眺めながら、組合わせながら、アルミ線で接続したりと、自立させる加工をしてみると、なんとなく「ヅダ」っぽい何かが形になってくるではないですか!?
その後、2~3日掛けてパテやプラ板、パーツ加工を追加していくと、更にヅダっぽくなったのが、右の画像の状態です。
ここまでの加工は後ほど書きますが、当初の「軽い気もちで作れる」は、どこへ行ってしまったのか?と言うくらいに大改造になりました・・・
使用キット
ザクⅡ・グフ(ベストメカ)
グフ飛行試験型(MSVシリーズ)
主には3種類のパーツを、かき集めて形状出しを行いました。
頭部は、鼻の垂れ具合を調整して、額に切裂きを追加し、頬?にパテを盛りそれらしく作りました。
胴体はグフを利用していますが、単純にクビレが良かったからです。
そこから、ヅダに合わせてスカートに切裂きをいれ、胸周りもエポパテで作っています。
フンドシ部は、プラ板でそれらしく。
腕はザクを芯に、プラ板と角棒を使い、ヅダの意匠を追加し、下腕は外側と袖口にパテを盛り、形状変更を行いました。
脚は飛びグフの太もも、脛をザクとして、太ももと脛の接続部分にパテを盛り、ヅダっぽく。
踵は、エバーグリーン製のプラ板を貼って、お手軽再現です。
バックパックは、飛びグフを芯にプラ板で覆い、箱を作ります。
丸い?部分は、ガンタンクの腕を加工、バーニア部は、ドーベンウルフから流用しました。
シールドは、プラ板の積層です。
こういった改造をする際のコツなのですが、最初からパテ類をどかっと盛らないこと。
まずは「こんな感じかな?」とラフで良いので全体像を組んでから、細かい部分の改造を行うことで、パーツとパーツの繋がり方など、パーツ加工が必要な部分が見えてきます。
またパテを使わずに出来る部分は、極力パテを使わないようにするのも、失敗リスクを減らし、時短に繋がると思います。
具体的な例として、
角ばったパーツを、丸みのあるパーツにする
形が似てるパーツがある・組合わせれば近いパーツが作れる
プラ材の組み合わせで作れる・・・・など
この辺りは、切ったり・削ったりの加工で対応出来ることが、多々あると思います。
ただ、今回のようにパテが必要になる場合でも、プラ板や棒材などを使って基本形を作ってからパテを盛ることも、削りすぎを防止できるため、スムーズに作業を進めることが出来ると思います。
改造方法は、人それぞれにやり方があり、使う道具も人それぞれ。
ご自身がややりやすい加工方法、使いやすい道具を見つけながら、作業を進めて貰えば良いと思います。