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3tけん引車(ディフォルメタイプ)キットレビュー

発売時期は未定ですが、WF等のイベントで発売予定のロボザムライ・デザインプロダクツ・テイクオフ製品「3tけん引車(ディフォルメタイプ)」のキットレビューです。

前回の紹介ページと合わせて読んで頂ければと思います。

※今回のレビューは、試作品のため3Dプリンターによる出力品となりますが、製品ではレジンキットになる予定です。

まずはキットの内容ですが、部品点数は12点。

構成としてはフロント・リア・車体本体・車体下部・ボンネット・ハンドルの計7点で車体が構成されています。

それに加えて4つのタイヤ、トーイングバーで全体を構成。

適度に分割されていて、初めてガレージキットを作る方にオススメできる内容となっています。

造形へのこだわりも随所にみられます。

小さいパーツになりますが、タイヤの造形もこの通りに、ボルトの形状やタイヤの溝まども再現。

また前後でタイヤの大きさが異なる点も、実車同様に再現されています。

前後でタイヤの取り付け間違いを避けるために、タイヤの取り付け軸の太さを変えてる点は、ユーザーフレンドリーな設計だと思います。

初期の出力品では、メーター類や取っ手類もありませんでしたが、スケールモデルによくあるディティールで再現。

自信のある方は、カッターなどで削り落として、真鍮線でディティールアップもすると見栄えがさらに良くなります。

ナンバープレートについても、最終試作品で追加されました。

組み立てていきますが、今回は試作品のため、サポート材と呼ばれる無数の棒状部分の除去から。

ただ製品版では、シリコン型を使って複製されるため、このサポート材はありませんが、パーティングラインがあると思いますので、そちらの処理が必要になります。

各パーツのヤスリ掛けなどが終わりましたら組んでいくのですが、必ず最初は仮組をしましょう。

今回の試作品では、ボンネットと車体の間に隙間が生まれます。

無理やり接着するのも1つですが・・・

隙間を減らす対策としては、車体とフロントパーツの赤で示した部分を平らにすること。

この処理をしつつ、合わせ目が気になる方は合わせ目処理もしておくと良いと思います。

ちなみにリアパーツについては、パチピタ精度で何もせずに大丈夫でした。

追加加工とおすすめなのが、座席後ろのレバーパーツの自作です。

1mm真鍮線を適度な長さに切りだし、レバー上部は瞬間接着剤でボールを作ります。

それだけで、情報量が増えますのでオススメです。

またサイドミラーについても、強度とシリコン型からの抜き取りを優先してるため、一体成型になっています。

ミラーのフレーム部を真鍮線で作り直すのも良いと思います。

あとは好みで、燃料タンクの蓋をアフターパーツで大きくしてあります。

今回の発売予定のレジンキットでは、マーキング類が付属しないようなので、自作デカールを印刷してみました。

発売予定について今後、詳細が発表されると思いますが、直近ですとワンダーフェスティバル2019(冬)に参加予定とのことです。

今後の情報については、上記twitterアカウントから案内があると思います。

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